天使の卵
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天使の卵
最初に断っておくけど、僕は「天使の卵」という物語が大好きで、
本作の「天使の卵」、続編の「天使の梯子」「ヘヴンリー・ブルー」も読んだ。
その上で、この映画は正直言って期待外れな映画だった。
確かに雑誌の批評で言われている通り、映像の大部分は綺麗だが、
ストーリーとしては原作のイメージを壊す部分が多かったように思う。
・夏姫がよく出てきて、しかも思い出を回顧しながら話が進む
・歩太がどこかバカっぽく、物事を深く考えるようなキャラではない
・重要な出会いの場面で、歩太が春妃を守るアクションがない
・春妃を映像で無理やり清楚で知的なイメージとして確立
(特に最初の電車内で、歩太が春妃を見たときの映像は興ざめ)
・最後に歩太が立ち直るときに、春妃の人物画を描いてしまったこと
・途中に流れる音楽がどこか中途半端でその場面のイメージが壊れた
とにかく個人的な意見だけど、かなり原作よりもイメージが悪く、
残念ながら原作のいい部分をちゃんと表現できていないように感じた。
去年の映画化が決まったときから楽しみにしていたのに、
昨日映画を見てかなりがっかりさせられた映画だった。
ただ僕が心配なのは、原作を知らずにこの映画を見た人が、
「こんな面白くない原作がよく映画になったな」と思われること。
ワールド・トレード・センター
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ワールド・トレード・センター
この映画、僕はものすごく期待していた。
特報や予告がすごくて本当に期待していたのに。
でも実際のところは、かなり肩透かしを食らった感じ。
確かに最初の30分くらいは実際の映像を交えながら、
当日のテロが起きるまでの緊張感は充分伝わったし、
航空機が激突して崩壊までのプロセスはすごく胸が痛かった。
でも、問題はここから。
主人公が瓦礫の下に埋もれてしまってからは、
ワールド・トレード・センターの「ワ」の字も出てこない感じ。
身動きが取れない主人公とその家族たちの不安と絶望だけ。
最初の30分がなければただ「奇跡の生還」の映画で、
これならばわざわざワールド・トレード・センターに焦点を
当てて映画をつくる必要など全くをもってどこにも無いはず。
9.11テロという歴史上稀に見るテロの悲劇を描くなら、
テロが起こった背景やその事実関係をもっと描くべきだと思う。
「テロに関する映画をつくるにはまだ時期早尚だ」という声も
多数聞こえた中で製作された映画ならば、中途半端なものではなく、
もっと9.11テロに焦点を当てて製作するべきだしそれが責務だろう。
これなら同じ9.11テロに関する「ユナイテッド93」や、
テロのとき勇敢に立ち向かった消防士をモチーフにした
「炎のメモリアル」のほうがよっぽどいい映画だと思う。
レディ・イン・ザ・ウォーター
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レディ・イン・ザ・ウォーター
M・ナイト・シャマランと言えば最後のどんでん返し。
最後のどんでん返しと言えばM・ナイト・シャマラン。
それなのに、なんと最後のどんでん返しがなかった。
いやどんでん返しのないのが最大のどんでん返しなのかも。
ストーリーも、韓国人家族の祖先から伝わるおとぎばなしが、
なぜアメリカのフィラデルフィアで再現されるのか意味不明。
挙句の果てに、
物語の中で世界を変えるきっかけになる作家を
シャラマン本人が演じるという愚行まで犯している。
これまでも自身の作品に登場していたけど、
今回ばかりはでしゃばり過ぎと言わざるを得ない。
それなら演技よりも脚本のほうにもっと力を入れて欲しかった。







